ついに上海万博が終了しました。中国は尖閣問題などで世界を賑わしてますが、今後も
このような世界中から顰蹙をかうような行動を取る可能性が十分高いと考えられます。
これまで米国の住宅バブルが崩壊するまで米国は過剰なまでに世界からありとあらゆる
ものを輸入してきました。これにより最も大きな恩恵を受けたのが中国です。
ですので、これまで不当に人民元安が形成されていても米国側は強硬な手段にはでませ
んでした。しかし、米国経済が大きく後退した今では許されません。
今後も世界中から投資を集めて経済成長を継続させるためにも中国は米国に代わる引き
受け先を探さなければならないわけですが、それは不可能です。
世界中の国々が米国の巨大な市場の恩恵にあずかってきたわけですから、世界中の
市場が縮小に向かっている状態ではこれまでどおりにはいきません。
すでにとてつもない経済格差が生じている中国ではたびたび暴動が起きています。人民
の不満が急速に広がってきているわけです。
そうなると先の尖閣問題のように意図的に他国との緊張関係を意図的につくって、人民の
不満をガス抜きする必要がでてくるわけです。日本にとっては災難が続きそうです。
中国株投資は売りと買いが両方できるCFDで指数を取引したほうが良いでしょう。何が
起こるか分からない状態で個別銘柄に長期で投資するのは危険すぎます。
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