ロイターの記事によりますと中国人民銀行と国家発展改革委員会(NDRC)は、
香港で初めてのこことみとなる中国金融機関の人民元建て債券の発行につい
ての規定を発表したことが明かになりました。
作成された規定につきましては中国人民銀行のウェブサイトで発表されており、
即時有効となるそうです。
ちなみに肝心の債券価格についてですが、債券価格は発行および引き受け
機関によって決定されることがすでに決まっているもようです。
また、満期は最短で1年、発行する金融機関につきましては、過去3年間毎年
黒字を計上していることが条件ととされおります。
コアの自己資本比率は最低4%で、貸倒引当金を十分積んでいることも義務付
けられており、発行には中銀と委員会の認可が必要とされております。
香港金融管理局のジョセフ・ヤム長官は、香港が人民元建て債券の準備を進め
ており、最終的には人民元が準備通貨になることを視野にいれているそうです。
このため、中国銀行は、最大30億元の債券発行に向け、来週にも株主の承認
を求めることが明らかになりました。
2005年には可能となるかな思っていたのですが、ようやく中国金融機関の人民
元建て債券の発行までこぎつけたかという思いが先行しております。
こんご、中国市場に上場している中国企業の資金調達がこれにより、資金調達
が容易になり、企業経営の健全化を図れることを期待します。
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