新聞雑誌でいわれている通り、中国の経済は絶好調です。
しかし、中国政府は、何度も加熱した景気・経済沈静化させる為の発言を
繰り返しています。
そうはいっても、実体経済は好調な数字をはじき出し、対海外貿易で沢山の
資金が中国に流れています。このお金は企業や個人に渡り、さらに国内景気
を押し上げ、循環する為の作用を担っております。
中国経済と香港で経済協定が凍結されて以来、香港の全ての銀行というわけ
にはいきませんが、人民元業務が出来るようになりました。
そして、それと同時に大陸の大都市の人間が香港へおとずれる際の規制も
随分と緩和されました。
政治的に不仲とされていた香港と大陸とのぎくしゃくした関係を改善する為
のものだと思いますが、弊害もでておりまして、中国からの資金が香港の
株式市場に流れているそうです。
加熱した株式市場に対して若干の警戒をもっているため、中国政府もかなり
締め付けを強めているもようです。アメとムチではありませんが、統制する
ために、この規制と緩和のバランスをとるのが大国であるため非常に困難な
ことから中国政府も頭を痛めていることでしょう。
中国経済にもっとも影響を与えるとすれば、アメリカの経済と株式市況、
それから石油価格でしょう。なので、中東の石油価格が上昇していくならば
中国経済には大きなブレーキになります。（勝手のエネルギー大国も、経済
成長に伴い、いまではその多くを輸入に頼わざるえないからです）
上述したことから、中長期での投資を考えているのであれば、夏から秋くら
いが絶好の買い場といわれています。
いずにせよ、中国株に投資することを検討されているのであれば、まず世界
の経済情勢と、中国の経済状況を常にチェックし、それらがどう中国の株式
市場に影響を与えるかチェックすることからはじめられるとよいでしょう。
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