【中国株が分かる株式投資入門】
日本経済の例をとってみても、バブルが拡大すればするほど
大きなダメージを受けることになります。
中国が今後さらにバブルを拡大するであろうとする要因として
は、中国株に投資すれば儲かるという投資家の心理が拡大
することにより、資金の行き先が限定されます。
なので、上昇にともなってさらに買いが入るので、調整する
期間がないままに上昇し続けることでバブルが拡大します。
上昇ピッチが早いと短期的には大きな利益をあげることがで
きるので、魅力的に映りますが、投入される資金がさらに拡
大することによりバブルは膨張することになります。
いずれ、株価上昇は終わるのですが、株価上昇がピークの
所で、膨大な資金を飲み込んでいるわけですが、最終的に
は、急速な下落が待っています。
一度下落すると、だれもが損失を被りたくないので、一気に
売りが殺到することになります。
当然のことながら、連日大暴落となり、個人とちがって機関
投資家は投入した金額が大きいので、一斉に引き上げよう
としても時間がかかるので、その分暴落が続きます。
売りたくても売れない状態が数日続くと大変です。
あっというまに、1万円が2000円くらいの価値に縮小します。
投入された資金が、インフラ整備など本当に必要としている
ところへ向かえばよいのですが、残念ながらその多くが株式
などに回ってしまいます。
最終的には投入された資金は減少する方向に向かうことに
なるので、経済は収縮に向かいます。
中国政府は、これを警戒して、政策金利の引き上げなど八方
手をつくしているのですが、大きな成果はみられません。
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