【中国株が分かる株式投資入門】
中国の政府系投資会社である中国投資有限責任公司(CIC)
が、米モルガン・スタンレーに50億ドルを出資することで合意し、
取引で傍観者だった中国が舞台の中央に躍り出た。
今現在、中東や政府系ファンドが米金融大手の救済に乗り出
しており、連日メディアを賑わしております。
CICは今回の出資によって、モルガン株を最大9.9%保有する
こととなり、オーストラリア、ニュージーランドのANZ銀行の株式
への投資でも話題となっております。
また、この発表と同日に、モルガンは9-11月期において米
サブプライムローンなどに関連して94億ドルの評価損を計上
したとが明らかになっております。
今年は中国からの対外投資が対中投資総額を初めて追い抜く
こととなり、また、貿易黒字が大幅に拡大し外貨準備が急速に
積み上がっているようです。
モルガンへの出資は、対外投資としては過去2番目の規模で、
大胆な決断と評価されているもようです。
CICは、モルガンへの出資で、米金融大手が行き詰まっている
ようにみえるこの時期に投資機会を得たいとしております。
また、これまで禁じられていた海外投資がようやくここ最近に
なって解禁されたわけですが。
CICはモルガンに出資することで念願の専門知識を獲得できる
機会を得ることとなり2重の喜びの中にあるようです。
しかし、米国市場では、自国の魂が中国に買われたことを面白
くないかのごとく、悲観する声も少なくないようです。
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