【中国株が分かる株式投資入門】
中国証券報が報じたとことによりますと、中国人民銀行金融政策委員会
の要人が、
人民元の大幅な上昇は国内の経済成長に深刻な影響を与え
るとの見解を示したことが明らかになりました。
週末開かれた経済フォーラムで、人民元が30─40%上昇したとしても、
ドルが長期的に下落基調にあることに対して懸念しております。
そして、
人民元の先高観は根強いものになり、投機資金を呼び込むこと
となり、中国経済に大きなダメージを与えるとしております。
また、人民元の対
米ドル相場は2.1%切り上げした2005年7月以降、すでに
6.8%上昇しておりますことにも危機感をもっているようです。
そして、国内外の経済不均衡問題につきましては、土地や資源など主要な
投入価格を引き上げる必要があると指摘しています。
上述したことを行なうことにより、インフレリスクを押さえ、経済の過熱感を
抑える働きがあると考えているのでしょう。
一方、国有企業は商務省に配当を支払う必要があると主張しているようです。
そうすることにより、中国政府はその特別歳入を財源に減税することが可能
になり、また、国民の可処分所得と消費を増やすための社会的支出の増額
も可能になるといった見解を示しております。
これまで急速に発展してきた
中国経済ですが、ここに来て歪がでてきています。
こうしたことから、今後より一層、
株式市場や
為替市場などの
金融市場に対する
風当たりが冷たくなると思います。
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