【中国株が分かる株式投資入門】
ロイターの記事によりますと、11月の鉱工業生産が中国国家統
計局から発表され、それによりますと前年比17.3%増と、10月
の17.9%増から伸びが鈍化することとなりました。
この結果、今年の最低を記録することとなったわけですが、こうし
た背景には、中国当局による引き締め措置や世界的な需要減退
などの影響があげられております。
これまで、中国経済は外需に大きく依存していたことから、世界
経済の不透明性や、輸出を制限する国内政策が今後さらに鉱工
業生産に対して影響することが市場にて予想されております。
また、中国の輸出伸び率は11月に22.8%となり、今年の春から夏
にかけての30%前後の水準から大きく減速することとなりました。
こうした状況にある中で、中国当局は、これまで輸出時に適用して
いる増値税の還付を縮小しております。
そして、価格の低い製品の生産意欲を後退させる措置を導入してます。
また、中国国家発展改革委員会の張暁強・副主任は、来年の中国の
インフレ率に関して、今年の当初目標である3%を上回る見通しとなっ
ておりますが、今年以下に抑えることを目標としております。
一方で、今年のインフレ率を平均4.7%程度と予想されております。
10月の後半から11月の中盤あたりまで、世界中の金融市場が大きく
揺さぶりをかけられている中で、連日のように上海株式市場では、
最高値を更新しておりました。
ですので、中国は世界経済の影響を受けないほど、今現在の経済
基盤がしっかりとしているのかと思ったものですが、そんな中国も、
ここにきて影響が出始めております。
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