【中国株が分かる株式投資入門】
ロイターの記事によりますと中国証券報にて、中国は近く、追加利上げ
を実施し、現在20％となっている銀行預金利子への課税率を引き下げる、
もしくは完全に撤廃する可能性があると報じたとされております。
中国証券報では、加熱した状態にあるとされる中国経済については依然
議論の余地があるとするも、急成長する経済が過熱するリスクが高まっ
ているのは確かだと指摘しております。
今回の措置により、預金の魅力を高め、銀行システムから過熱する株式
市場に資金が流入するのを防ぐのが狙いのようです。
また、中国が追加利上げを実施すれば、昨年4月以来5回目です。
ちなみに、中国は、流動性を吸収し、過熱気味の経済を抑える為に、
これまで銀行の預金準備率も8回引き上げます。
ここまで、頻繁に色々な措置を取られると、企業側も資金調達などの
面で色々と障害がでてくることが予想されます。
ここ数年、こうしたメディアでの報道が現実のものとなるケースが少なく
ないので、人民銀行の要人の発言はつねに注意する必要がありそうです。
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【引用もとの記事】
（ロイター）
『中国、追加利上げと利子課税率の低減・撤廃を実施する可能性』
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