【中国株が分かる株式投資入門】
中国人民銀行が2005年7月に対米ドル為替レートを2.1%切り上げ、
管理フロート(変動相場)制に移行してから、丸2年が経過しました。
そして、切り上げ後から自民元はおよそ6.6%上昇したのですが、
期待された輸出に対する不均衡な状態に歯止めがかかりません。
こうした、人民元の動きに対して、世界中から非難が沸き起こり、
米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は上院で人民元
政策について痛烈に非難しております。
マクドナルドが世界各地で販売する同社の人気商品ビッグマック
の現地価格に基づいて、購買力を英誌エコノミストが比較する
ビックマック指数を用いて人民元を評価しました。
それによりますと、人民元は対ドルで56%の過小評価とし、比較
された世界46通貨の中で最も安いとされています。
日米貿易摩擦を背景にプラザ合意で、それまで円レートが一挙に
180円前後に急騰し、95年には最高値で80円を突破した強烈な
円高と比較すれば元高はゼロに近いと評されています。
世界中からの批判にも一向にひるむことなく独自路線を貫こう
とする中国に今後も目がはなせません。
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【引用もとの記事】
(フジサンケイ ビジネスアイ)
『人民元切り上げ2年 「チャイナマネー」 肥大化 市場介入“ドル買い”一辺倒』
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