北京五輪を無事に乗り切ったのですが、期待されたように北京五輪
意向も中国株式市場が大きく成長することはありませんでした。
世界的な金融恐慌が広がったことで中国経済にも重くのしかかって
おり、これまでの経済成長のスピードが後退しています。
残念ながら、今年に入ってから世界の株式市場の中で指数を最も
大きく下げたのが中国株式市場なのです。
既に多くの方がポジションを縮小もしくは撤退していると思われるの
ですが、人によっては損切りを先延ばしにされている方も多いと思
いますがせめてポジションを縮小するべきです。
そして、再び中長期で上昇局面に入ったことを確認してから少しず
つ買ってポジションを拡大していくことをお勧めします。
これほどまでに金融不安が拡大していると株式や投資信託のよう
なリスク商品に投資するのはためらわれる方も多いです。
そんな中で、注目されているのが新興国市場の債券です。トルコや
南アフリカなどの債券のりまわりは軽く10%を越えています。
利回りが高いことで非常に注目されているようです。トルコの場合は
周辺地域とのいざこざが絶えず、カントリーリスクが高いため、懸念
する声もありますが、経済状態は年々確実に上向いております。
中国は20年前の日本と同じような状況にありますので、日本ほどは
時間は掛からないと思いますが、中国経済が本格的に回復するまで
には相当時間が掛かると思います。
ですので、中国株への投資を今後も続けるためにも、中国市場以外
にも資金を分散する必要があると思っております。
そこで、中国をメインに他の国のファンドを探していたところに上述し
たトルコなどの新興国市場のファンドが目にとまりました。
これまで、サブプライムローン問題による金融機関が損失を大幅に
拡大したことから金融不安が広がり、米国の政策金利はかつてない
ペースで大きく下落することになったわけです。
今後も利下げを実施する可能性が高いです。そうなると金融市場に
大きな影響を及ぼしますので、とにかく資産保全のためにファンドの
資金は金融市場を駆巡ることになります。
早急に、ポートフォリオを見直す時期にあると思います。
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