『中国、今年4度目の預金準備率引き上げ』
時事通信が発表した記事によりますと、中国人民銀行は、金融機関が
中銀に預け入れる預金準備率を0.5%引き上げて11.0%とし、5月15日
から実施すると発表いたしましたした。
預金準備率は今月16日に引き上げたばかりにもかかわらず異例の連続
引き締めにより、景気過熱の予防に対する強いメッセージを発する形
で中国政府は、中国市場に牽制しました。
中国の今年1〜3月期の国内総生産(GDP)は11.1%の増加となり、
前期の10.4%からさらに加速しております。
しかし、昨年末に大きく減速した都市部の固定資産投資も再拡大の兆し
があり、そのことで金融当局は警戒を強めているもようです。
人民銀行は昨年来、景気のソフトランディングを目指し、小刻みの金融
引き締めを実施することとなりました。
そして、今年に入って預金準備率を今回を含め4回、貸し出しと預金の
基準金利を1回、それぞれ引き上げてまいりました。
これにより、中国株式市場全体も様子見感から、しばらくの間調整に入
るのではないかと思います。
「以下の記事より引用」
(時事通信)
『中国、預金準備率引き上げ=今年4回目、過熱を予防』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070429-00000042-jij-int
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