ここ最近大手メディアで中国国内で多発している暴動が報じられるようになりました。
これまで暴動の大半は農村部だけだったのですが、最近では都市部の郊外でも多発して
いるため、中国当局はかなり厳しい状況にあることが伺えます。
農民であれば人里離れた土地ですから、海外の目に触れることはありません。しかし、
都市部で暴動がおきれば、世界中から注目が集まってしまいます。
「転載開始:読売新聞」
『村長暴行され、村民数千人が給油所襲う…中国』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110616-00000856-yom-int
香港の人権団体・中国人権民主化運動ニュースセンターは16日、中国浙江省台州で
14日夜から、村民の暴動が発生、武装警察官ら数千人が出動し、
16日も厳戒態勢が続いていると伝えた。
開発区内の給油所が村の土地を収用。村長が土地の補償金引き上げをかけ合おうと
したところ、給油所職員から暴行を受けた。
これに怒った村民数千人が給油所を包囲し、設備が壊されたという。
中国では土地収用をめぐる住民と当局・企業側の紛争が相次いでおり、きっかけさえ
あれば大規模な暴動に発展するケースが多い。
「転載終了」
長期間にわたって暴動が続き収束しない場合は、中国から撤退する動きも当然のことながら
でてくるでしょう。中国では急速にインフレ化が進んでおり、給料が上がってもそれを上回る
ペースでインフレ化が進んでいるため、人々の不満が高まってます。
中国当局から発表される指標を鵜呑みにすると痛手を被りますので、ご注意ください。
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