北京オリンピックが無事に終わりました。大会が開催される半年くらい
前まで中国使用は異常なまでに加熱していました。
ですので、多くの投資家が上海万博が開催される2010年までは今
の勢いのまま成長し続けると予想していました。
しかし、世界的に金融危機が広がったことによって、景気後退の波が
襲ったことで中国市場も鈍化しています。
しかし、中国の経済成長にたいする世界の期待は依然として衰えて
いません。米国経済が大きく低迷しているため、それどころか10億
人市場はますます魅力が増しています。
来年以降、もし中国政府による内需拡大政策が世界中の国から評価
されれば改めて世界中の企業が中国市場に進出する動きが活発化
する可能性が高いと思います。
もし、中国市場で受け入れられば、人口13億人という巨大市場を相手
に事業を行うことができるのですから利点は大きいです。
中国で成功した企業はそれ以前とは比較できないほど、成長力を高め、
事業規模を拡大することができるんです。
しかし、誰でも中国市場が大きいからといって成功できるわけではない
ので、今後はより2極化の動きがハッキリすると思います。
これは外資だけではなく、中国国内の企業にも当てはまることで、国内
の業種別トップ3くらいに入る企業は国内のシェアをさらに拡大すること
ができるのではないかと思います。
また、成功を収めた成長企業は利益の増大にともない、市場から評価
され株価も上昇していく可能性が高まります。
こういった企業の成長に投資することで投資家は利益を得ることができ
るわけですが、「増収増益だった会社の株価は必ず上昇するのか?」
というと残念ながら絶対ではありません。
しかし、可能性は圧倒的に高いです。ですので、来年は内需関連銘柄
を少しずつ買っていくのが良いでしょう。
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