中国株の大きな特徴の一つとしてあげられるのが、株価の変動幅が非常に大きい点があげ
られます。株価が上昇する場面では短期売買で大きな利益をあげることができます。
しかし、悪材料が発表され、株価が下落する場面では大きな損失を被る可能性があります
ので、常に株価の動きに警戒する必要があります。
そして、中国株式市場がこうした特徴を持っている背景には、個人投資家が多いということが
要因としてあげられます。また、中国の方は非常に気が短いです。
日本人のように列をなして我慢して待つなんていうことは考えられないと思います。ですので、
中国人投資家の投資判断の基準は「株価が上がるか下がるか」なのです。
そうした探りあいが非常に激しいので、そうした性格が相場に色濃く反映されます。ですので、
もし、長期投資で中国株を検討されているのであれば、この点は考慮する必要があります。
ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析で、しっかりと投資タイミングをはかったつもりでも、
買値以上に株価が上昇しないことも十分にありえるからです。
つまり、動きのない銘柄はすぐに売られてしまうのです。投資スタイルも日本と中国では大き
くかけ離れていますので、こうした点を理解しないと中国株で儲けることは難しいでしょう。
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