今現在の中国市場では業界によって、1位、2位という企業の大きさで判断できますが、その業界
全体がこれから大きく発展していくセクターも依然として沢山あります。
例えば、これまで中国はとてつもないスピードで経済成長をとげたわけですが、いまだに地方で
は発電量が不足しています。国土が広すぎるためインフラ整備が整っていないのです。
これにより、都市部と地方の差が拡大しています。ですので、電力株などは会社による差はあり
ますが上場している企業が全て買いということも、これから先には十分ありえます。
しかし、残念ながら、ここでもやはり買える企業とそうでない企業に別れます。全体では確かに
電力不足を補うために公共事業が活発化しているため電力会社の業績は伸びてます。
長期的に判断すれば、これから30年、40年、利益率も高く伸びていく企業もあれば電力を供給
している地域が狭く、10年、20年の間には伸び率が落ちる企業も当然あるかと思います。
将来の電力消費量が伸びる地域を持っている、また、有力候補地へ事業展開している企業が、
将来的にも収益を伸ばし続ける企業に今後も投資が集まると思います。
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