忍者ブログ

中国市場のオートバイ産業について - 中国株をはじめるための株式投資入門





[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント(-)トラックバック(-)

中国市場のオートバイ産業について

 
 
世界中どこの国でも、経済が成長期に入ると、マイカーを持つ前にオートバイ
や、スクーターのブームが起こります。
 
 
ホンダや、スズキがオートバイで一躍大きな成功を収めると乗用車の製造に着手
し、事業を拡大した経緯を見れば、今後の中国市場において、オートバイ産業が
どのように成長していくのか非常に興味深いです。
 
 
日本では、オートバイブームは比較的早く去ってしまい、オートバイ以外の事業
に失敗した企業は市場から去ることになりました。
 
 
ですので、日本国内においてオートバイ産業は魅力的には移りませんが、隣国
の台湾において、オートバイ産業は、産業として成り立っているだけではなく、
未だに輸出の大きな一角を占めています。
 
 
北京オリンピックを控えていることから、日本のエコノミストの方々は東京オリ
ンピックを起点に飛躍的に発展していた当時の日本の状況とダブらせて考える人
が多いのですが、今日までの経済的発展の中で中国人の所得構成や、発展過程は
日本よりも台湾に近く、中国自体も意識的に台湾を模倣しているように思います。
 
 
今後、大都市では地下鉄が、あちこちで開通され、数年後には通勤の通学手段の
主流になる事が予想されますが、この点においても、中国は日本よりも、台湾に
近い状態になるのではないかと思います。
 
 
テレビの番組で台湾の都市部の映像をご覧になればお分かり頂けるかと思います
が、マイカーを当たり前のように所有することが出来るようになった今でもオー
トバイは庶民の移動手段の主流です。
 
 
中国国内においてオートバイをっ製造する企業は100社前後ありますが、この中か
ら、ホンダやスズキのような企業が出てきた時、時価総額は数倍程度では納まらな
いという思いとは裏腹にオートバイ事業に注目する投資家はあまりいないことから、
今後生き残る企業を見極めることでとてつもない利益を得る事ができると思います。
 
 
 
PR

コメント(-)トラックバック(-)
Copyright © 中国株をはじめるための株式投資入門 All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます
忍者ブログ[PR]