たった数年間で日本と中国の立場が大きく入れ替わってしまいました。今では中国が真の
アジアのリーダーで、日本は韓国にまで水を開けれてしまっているじょうたいです。
確かに日本人の労働者の質の高さからなる、日本独自のサービスや技術力は依然として
世界に誇るものがありますが、ご存知の通り日本の財政赤字は日増しに膨らんでいます。
しかも、デフレが一向に改善される気配がなく、牛丼戦争のように、完全に泥沼化していま
して、出口が見えません。それで物が売れずに在庫を増やしてしまっているのです。
そうなると、在庫は日増しに経営を蝕んでいきますので、従業員をリストラしたり、社員から
アルバイトにシフトして生き残りを図ろうとします。しかし、給料が減り失業者が増えれば、
物はさらに売れなくなりますので、在庫は減らないどころかさらに増えます。
こうした悪循環が続くと行き着くとまで行くことになります。一方の中国はどうかといえば、
楽観できない状態にあります。上海市内にある何でもないワンルームマンションが日本
円にして3000万円前後します。これがバブルといわずに何をバブルというのでしょうか。
また、
外資が撤退し始めているので、物件が徐々に売られ始めています。今のところは
問題ないかもしれませんが、時期に投売りのような状態になるかもしれません。
その理由についてですが、あれだけ昨年内需拡大政策のためにバラまいた中国ですら
信用緊縮が急速に進んでいるのです。つまり、お金の価値が急速に高まることになる
ので、物価はとりあえず、国内で生産できるものは下がります。
しかし、市中に流れていたお金が急に流れなくなるわけですから、物の流れが悪くなりま
すので、次第に物が売れ残り在庫を膨らませます。
そうなると次第に破綻する企業もでてきます。不動産業者は物件が売れず、また、銀行
からの資金が調達できなくなります。そうなると所有している物件を売って資金を調達し
ようとしますが、思うように売れません。ババを引きたくないので、投売りします。
そして不動産価格が暴落し、景気は一気に減速します。それまで中国特需で潤ってきた
企業や国や地域は大変苦しい状況になります。そして、こうしたことが現実のものになろ
うとしています。ですので、中長期での投資は控えてください。いつでも売れる準備を!。
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