中国株式市場に限らず、株式市場で取引している多くが機関投資家
(銀行、保険などの金融機関)や外国人投資家などです。
こうした大口の投資家が占めている中で、実際に我々一般の投資家
が利益をあげるというのは決して簡単なことではありません。
まず、情報量と資金量が桁外れに大口の投資家は大きいです。です
ので、実際に取引される銘柄によっては、いとも簡単に操作できる程
の資金量を持っていますので翻弄されることもしばしばです。
資金量は分るとして、情報とは具体的にどういうものかといえば、大口
の投資家は、直接企業のトップらに経営・事業戦略について聞くことが
できるのです。特に中国の場合は大口は優遇されます。
そうなると、我々一般の個人投資家が買った時には大口の投資家は
すでに売り抜けている可能性が高いわけです。
つまり、高値を掴まされるわけですが、こうした不公平な状況の中で
一般の個人投資家は取引することを余儀なくされます。
しかし、そういったことを株式投資の入門書やマネー誌では解説は
されていませんので、個人投資家でも簡単に儲けられるような気が
する点が大きな盲点となっているのです。
実際に、一般の個人投資家が数年間に渡って利益をだしているのは
5%未満ともいわれているほど難しいのです。
ですので、まず取り組むべきことは大きく負けない為にリスク管理を
徹底することを心がけるべきです。
10%~20%程度資金を目減りさせても復活することは難しくありま
せんが、半分以上目減りさせると厳しいです。
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