既に中国の
株式市場はバブル状態が過ぎ去り、市場全体が大きく低迷しています。何分
過去数年間に渡る上昇スピードが以上に速かっただけに下落する時も速いです。
このため、
中国株への投資に関しても、「今は世界的な金融恐慌の影響から調整期間で
あって、本格的な成長はこれからだ」、「いや、もうすでにピークにある」とした意見に別れ
ますが、業種や企業によって異なると思います。
日本の高度経済成長時を振り返れば分かりやすいと思います。確かにオイルショック時に
成熟期に入ってしまった業種は数十年たっても大きな成長を遂げていません。家電業界の
企業は年々世界シェアを他国の企業に奪われている状況が続いています。
しかし、任天堂や、ソフトバンクといった上場してからすでに10年以上経過している企業の
中にも確実に成長を遂げている企業も存在します。
日本のケースとは大きく異なると思いますが、今後は、それほど成長が期待できない企業
と発展していく企業の二極化が著しく進むことが予想されます。
そして、中国の成長が今後も続く可能性が強い点に中国の
インフラ整備に関する問題が
あげられます。実際に都市部以外は、いまだにインフラ整備が整ってません。
また、急速な
経済成長にともない人々の暮らしが急激に向上したことからエネルギー需要
が高まり、過去数年間で原油価格の高騰を生むこととなりました。こうした弊害もおきてい
ますが、
エネルギー関連事業は大きく発展すると思います。
日本の場合は、国土が狭いことから、国土開発に関する事業はすでに頭打ちでこれ以上
は望めませんし、新幹線の需要拡大もこれ以上期待できません。
そして、中国当局は他国経済までも下支えするような内需拡大案を実施することを公約に
掲げてますので、景気後退状態から一早く脱するのは中国と予想する声が高まってます。
ですので、内需関連株への投資は期待で来そうなので、今後も
中国株への投資は低迷
するどころか投資先を求めて世界中を彷徨っているマネーが流入する可能性が高いです。
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