中国による対外投資が2020年には8000億ドル(約96兆円)を超えるそうです。
米投資銀行大手JPモルガン・チェースのレポートにより明らかになりました。
中国は設立前の外貨準備運用機関が米投資会社のブラックストーン・グループ
に出資を決めるなど、今後の活動が活発化することを予感させます。
事実、中国は1兆2000億ドルを超えた外貨準備高の運用で国外でのM&Aなど
対外投資を活発化させるもようです。
また今現在、中国は外貨準備のおよそ8割を米国債など米ドル建てで保有して
いますが、貿易黒字の拡大によって、年間2000億ドル程度増えることが予想さ
れていたことから以前から保有リスク軽減や効率的運用が課題とされていました。
今現在、中国は「世界の工場」といわれるまでになりましたが、貿易黒字など蓄積
された外貨が増大するにつれて、人民元への切り上げ圧力も強まることとなり、
とてつもなく大きな資本問題を抱えることとなりました。
今後は、JPモルガンの予測では、十数年のうちに100兆円近い巨額の資金を世界
流入する中国が、国際経済にうねりを作るとされております。
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